「チェックリスト」の作成こそが危機管理の特効薬だ!
ハリケーン・カトリーナ、ハドソン川の奇跡……。
想定の枠を超えた大災害や大事故に直面した時に人はどう行動したか。
リーマン・ショックを乗り切った投資家の決断とは?
大切なことは人間の限界を認め、他者と協力し、「チェックリスト」には絶対に従うこと。
あなたが同じ失敗を何度も繰り返してしまうのはなぜなのか?
失敗が起きるのは、怠慢のせいでも努力が足りないせいでもない。
「チェックリスト」こそミスという名の病を治療する唯一の処方箋である。
米誌「TIME」で2010年の「世界で最も影響力ある100人」に選出された、医師でありジャーナリストでもある著者、アトゥール・ガワンデ(Atul Gawande)が提言する全米ベストセラーとなった「チェックリスト」作成のススメ。
『ヤバい経済学』のレヴィット教授も絶賛!
「チェックリストなんて興味ないと思っていたのに、一気に読んでしまった。魅力的なエピソードを満載した最高の一冊だ。誇張抜きに私の物事の考え方を一変させてしまった。こんなに素晴らしい本を読んだのは本当に久しぶりだ」
スティーヴン・D・レヴィット
単純な「チェックリスト」が日常に起きるミスを減らし、災害・事故に際しては人命を救う。
絶対にミスの許されない医療現場で著者が辿り着いた真実。
経営者、投資家、医師、パイロット、建築家、料理人…、あらゆるプロフェッショナルが信じる成功のエッセンスがここにある。
米誌「TIME」の「世界で最も影響力ある100人」に選ばれた著者の提言。
医療、建築、航空、公的機関。
分野は異なるが様々な仕事が複雑化、専門家していく現代こそ、チェックリストを作り、運用することの重要性を具体的な成功事例を交え、解説している。
この本で言う「チェックリスト」は個人で使うというよりも、『チームでの複雑な仕事(手術、旅客機の操縦、大型の建築物の建設など)で事前に確認すべきことを共有する』という意味合いが強い。
「人」は誤りやすい。だが、「人々」は誤りにくいのではないだろうか。
この一文は非常に印象に残った。
チェックリストによる対策が進む航空業界、建築業界に習い、医療に応用しようとする筆者による、ノウハウ集、ケーススタディ集、そして物語。
航空業界は、危機に応じたチェックリストを作り、長年改良を続け、シミュレーションによって実効性を確認してきている。
どのようにやっているかは、本書で確認してほしい。
建築業界は、タスクのチェックリストがあり、完了状態がわかるようになっている。
(でも、それってWBSによるプロジェクトマネジメントじゃん、と突っ込みたくなりつつ)
それよりも、問題が発生したときのために、関係者が集まって解決を図る。
「チームが集まって解決を図ったか」がチェックリストにあるところが、本書の重大なポイントの一つ。
そして、他業種のノウハウを外科医療に応用した結果・・・(結果の方向性はわかりますよね)
半分が物語で構成されていますが、ノンフィクションとしても秀逸。
そして、その物語のなかでチェックリストに関するヒントを得られる良書です。
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