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一線の研究者たちが語る、新薬研究のすべてDNA情報を活用したゲノム創薬、病巣だけを狙い打つドラッグデリバリーシステム、“21世紀のガマの油”抗菌ペプチドなど最先端研究をわかりやすく解説する。
それが、まさに、カエルの皮膚から発見された「マガイニン」、って「マガイモノ」みたいだけど、本当なのだ。
一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。
薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。
化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。
本書では、創薬の基本的な考え方から、ドラッグデリバリーシステム、ゲノム創薬など最新の研究まで幅広く紹介していく。
日曜の午後に紅茶なんぞを飲みながら読むのに適したものです。(新書版で290頁だ。)
この本を読んで、何に役立つの? と言われると、ほとんど何も役立たないのだが、それは面白いからだ。
ちょっとしたブレイクに、自分が働く業界のこんな本を読んで、まだまだ、人類の科学者はがんばっているんだよね、だから、俺も頑張らないとね、と思うのに役立つのでした。
★主な内容
1)薬創りは『健康と病気の違いを知ること』から始まる
*インシュリン物語
2)薬を合成する
*ドラッグデザイン
3)薬のターゲットタンパク質の構造を決定する
*膜タンパク質の立体構造研究
4)薬をデザインする
*コンピューターナビゲーション
5)薬がなぜ効くかを調べる
*モルヒネ研究の歴史
*イオンチャンネルゲノム創薬
6)抗ウイルス剤の開発
*抗HIV−1剤の開発研究
7)日本発 世界が驚いたアルツハイマー病治療薬の開発
*世界最強の化合物
8)生体防御の仕組みから抗菌剤を創る
*平成版ガマの油の話(抗菌性ペプチド)
9)体の中の薬の動きを自由にあやつる
*DDSのバイオ医薬品への応用
10)ゲノムで変わる医療、創薬
*薬理ゲノミクスの具体例
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)(アマゾン)
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