■お勧めのビジネス書:医薬品メーカー 勝ち残りの競争戦略 [単行本] 伊藤 邦雄 (著)
↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316480/horaihonoyomu-22
所謂「2010年問題」以降の医薬品業界のトレンドを見事に分析している本です。
メガファーマと呼ばれている製薬会社でも、ここ数年、ブロックバスターと呼ばれるような新薬は出ていない。
自前の研究では期待できないため「バイオベンチャー」漁りに走る製薬会社。
一方で、政府は医療費削減を目指して、後発医薬品(GE)を2012年までに数量ベースで30%にまで引き上げる目標を打ち出しています。
こうした風雲急を告げる環境変化のなか、医薬品メーカーは生き残り、そして勝ち残ることができるのか。
本書は、こうした問題を解明するために、医薬品産業を構成する国内外の多様なメーカーの「競争戦略」に焦点をあて、
この産業のダイナミックな競争構造と、各企業の戦略的行動を解明します。
低分子薬からバイオロジックス(生物製剤)へのシフト、医療財政が促すジェネリックとOTCの台頭、先進国市場の成長鈍化に伴って増す新興国市場攻略の重要性等、大きな転換期にある医薬品業界の主要トレンドについても、要領よく押さえている。
この先、10年以上は医薬品業界で働く予定の人には、自分の将来も照らしながら読んでほしい本です。
■医薬品メーカー 勝ち残りの競争戦略 [単行本] 伊藤 邦雄 (著)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316480/horaihonoyomu-22
2014年08月15日
2014年06月25日
新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)
↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575418/horaihonoyomu-22
一線の研究者たちが語る、新薬研究のすべてDNA情報を活用したゲノム創薬、病巣だけを狙い打つドラッグデリバリーシステム、“21世紀のガマの油”抗菌ペプチドなど最先端研究をわかりやすく解説する。
それが、まさに、カエルの皮膚から発見された「マガイニン」、って「マガイモノ」みたいだけど、本当なのだ。
一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。
薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。
化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。
本書では、創薬の基本的な考え方から、ドラッグデリバリーシステム、ゲノム創薬など最新の研究まで幅広く紹介していく。
日曜の午後に紅茶なんぞを飲みながら読むのに適したものです。(新書版で290頁だ。)
この本を読んで、何に役立つの? と言われると、ほとんど何も役立たないのだが、それは面白いからだ。
ちょっとしたブレイクに、自分が働く業界のこんな本を読んで、まだまだ、人類の科学者はがんばっているんだよね、だから、俺も頑張らないとね、と思うのに役立つのでした。
★主な内容
1)薬創りは『健康と病気の違いを知ること』から始まる
*インシュリン物語
2)薬を合成する
*ドラッグデザイン
3)薬のターゲットタンパク質の構造を決定する
*膜タンパク質の立体構造研究
4)薬をデザインする
*コンピューターナビゲーション
5)薬がなぜ効くかを調べる
*モルヒネ研究の歴史
*イオンチャンネルゲノム創薬
6)抗ウイルス剤の開発
*抗HIV−1剤の開発研究
7)日本発 世界が驚いたアルツハイマー病治療薬の開発
*世界最強の化合物
8)生体防御の仕組みから抗菌剤を創る
*平成版ガマの油の話(抗菌性ペプチド)
9)体の中の薬の動きを自由にあやつる
*DDSのバイオ医薬品への応用
10)ゲノムで変わる医療、創薬
*薬理ゲノミクスの具体例
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)(アマゾン)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575418/horaihonoyomu-22
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)(楽天)
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http://tinyurl.com/3ktx7qo
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575418/horaihonoyomu-22
一線の研究者たちが語る、新薬研究のすべてDNA情報を活用したゲノム創薬、病巣だけを狙い打つドラッグデリバリーシステム、“21世紀のガマの油”抗菌ペプチドなど最先端研究をわかりやすく解説する。
それが、まさに、カエルの皮膚から発見された「マガイニン」、って「マガイモノ」みたいだけど、本当なのだ。
一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。
薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。
化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。
本書では、創薬の基本的な考え方から、ドラッグデリバリーシステム、ゲノム創薬など最新の研究まで幅広く紹介していく。
日曜の午後に紅茶なんぞを飲みながら読むのに適したものです。(新書版で290頁だ。)
この本を読んで、何に役立つの? と言われると、ほとんど何も役立たないのだが、それは面白いからだ。
ちょっとしたブレイクに、自分が働く業界のこんな本を読んで、まだまだ、人類の科学者はがんばっているんだよね、だから、俺も頑張らないとね、と思うのに役立つのでした。
★主な内容
1)薬創りは『健康と病気の違いを知ること』から始まる
*インシュリン物語
2)薬を合成する
*ドラッグデザイン
3)薬のターゲットタンパク質の構造を決定する
*膜タンパク質の立体構造研究
4)薬をデザインする
*コンピューターナビゲーション
5)薬がなぜ効くかを調べる
*モルヒネ研究の歴史
*イオンチャンネルゲノム創薬
6)抗ウイルス剤の開発
*抗HIV−1剤の開発研究
7)日本発 世界が驚いたアルツハイマー病治療薬の開発
*世界最強の化合物
8)生体防御の仕組みから抗菌剤を創る
*平成版ガマの油の話(抗菌性ペプチド)
9)体の中の薬の動きを自由にあやつる
*DDSのバイオ医薬品への応用
10)ゲノムで変わる医療、創薬
*薬理ゲノミクスの具体例
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)(アマゾン)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575418/horaihonoyomu-22
■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)(楽天)
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2014年06月24日
不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一
■不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一
↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245411/horaihonoyomu-22
問。巨額投資を要する創薬ビジネスは「バクチ」や「宝くじ」の類にすぎないのか?
答。否。
そこには競争優位の源泉たる固有のマネジメントが存在する。
新薬開発は、俗に「千に三つの成功」「アイロンの開発を目指して電気ポットができる世界」と評される。
では、百億円を投じる画期的新薬の開発は、どこまでも"水もの"で、効果的なマネジメントなど存在しえないのだろうか?
気鋭の経営学者が創薬ビジネスの構造と、そこにおけるマネジメントのあり方を、本邦で初めて、明解に読み解いてみせる。
プロジェクトX的な開発ストーリー(世界初の高脂血症治療薬「メバロチン」アルツハイマー型痴呆治療薬「アリセプト」)もふんだんに紹介しつつ、業界の雄・武田薬品の開発力の秘密を解剖し、かつ、これまで明らかにされてこなかった製薬企業の研究開発マネジメントの核心を書き下ろす。
産業間比較の視点を導入し、自動車からソフトウエアまでの、「イノベーション」研究史を、興味深いキーワードを通じて学べる工夫も凝らされている。
経営の専門であり学者が門外漢の医薬産業産業界をプロセス分析する。
「医薬品の開発」を部外者の学者が分析しているところが面白くて、興味が持てる内容が多い。
第三者に分析された医薬品業界がそこに所属する僕たちにみえてくる。
企業におけるイノベーションの起こり方も分かる、1冊で3度おいしい本になっている。
これから、製薬業界の会社で経営に参加する人や目指す方やプロジェクトマネジャーの人(これからなりたい人も)にお薦めの本です。
■不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一 (アマゾン)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245411/horaihonoyomu-22
■不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一 (楽天)
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http://tinyurl.com/4x7b8fx
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822245411/horaihonoyomu-22
問。巨額投資を要する創薬ビジネスは「バクチ」や「宝くじ」の類にすぎないのか?
答。否。
そこには競争優位の源泉たる固有のマネジメントが存在する。
新薬開発は、俗に「千に三つの成功」「アイロンの開発を目指して電気ポットができる世界」と評される。
では、百億円を投じる画期的新薬の開発は、どこまでも"水もの"で、効果的なマネジメントなど存在しえないのだろうか?
気鋭の経営学者が創薬ビジネスの構造と、そこにおけるマネジメントのあり方を、本邦で初めて、明解に読み解いてみせる。
プロジェクトX的な開発ストーリー(世界初の高脂血症治療薬「メバロチン」アルツハイマー型痴呆治療薬「アリセプト」)もふんだんに紹介しつつ、業界の雄・武田薬品の開発力の秘密を解剖し、かつ、これまで明らかにされてこなかった製薬企業の研究開発マネジメントの核心を書き下ろす。
産業間比較の視点を導入し、自動車からソフトウエアまでの、「イノベーション」研究史を、興味深いキーワードを通じて学べる工夫も凝らされている。
経営の専門であり学者が門外漢の医薬産業産業界をプロセス分析する。
「医薬品の開発」を部外者の学者が分析しているところが面白くて、興味が持てる内容が多い。
第三者に分析された医薬品業界がそこに所属する僕たちにみえてくる。
企業におけるイノベーションの起こり方も分かる、1冊で3度おいしい本になっている。
これから、製薬業界の会社で経営に参加する人や目指す方やプロジェクトマネジャーの人(これからなりたい人も)にお薦めの本です。
■不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一 (アマゾン)
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■不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 桑嶋 健一 (楽天)
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「ビッグ・ファーマ ― 製薬会社の真実」
■「ビッグ・ファーマ ― 製薬会社の真実」マーシャ・エンジェル(著)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884122623/horaihonoyomu-22
「ストロング・メディスン」や「新薬誕生」のように、創薬という行為や製薬会社を好意をもって扱っている本を紹介だけして、ネガティブな情報を取り扱っている本を紹介しない、というのは、不公平だろう。
そこで、今回紹介する本は「製薬会社の真実」という副題をつけた本書だ。
本書の著者は医学雑誌The New England Journal of Medicineの前編集長で、米国で最も影響力のある25人に選ばれたこともある人物だ。この著者が「製薬企業は不誠実で狡猾だ」と全力を挙げて告発するために著したのが本書である。
「製薬業界の技術革新力が特に優れているわけではない。重要な薬の多くは、公的研究やバイオテク企業から生まれている」
「製薬企業は薬が良く効くように見せかけるため、臨床試験に細工を施している」
「薬の開発に多額の資金が必要だというのは嘘で、ほとんどはマーケティングにかかる費用である」など等。
本書を読んで、どう思うかは読者に任されている。
僕は本書を読んで、ある意味、正論だな、と思った。
世の中の様々な業界にはそれぞれに「暗部」があることだろう。
その「暗部」を「必要悪」と言うには、それ相当な言い訳が必要だ(言い訳ができたとしても正当性が立証されるわけではないが)。
僕たちの業界だって「清廉潔白」で赤ちゃんのおしりみたいに綺麗だとは決して、単純に言えない、と僕は思っている。
その中には相撲協会のように、「業界の慣習」だけでやっていて、世間一般的には知られていないこともある。
話を本書に戻すが、製薬業界を知る(アメリカでの事例だが)、という意味では特に若い人たちに是非、読んでほしい。
本書に書かれていることは「偏見に満ちている」と思っても、全然、構わない。
ただ、本書を読んで、一度は自分たちの業界を振り返る機会にしてほしいのだ。
そして、自分の良心に従って、日本の医薬品業界を健全な業界としてリードしていってほしいと僕は思うのでした。
■「ビッグ・ファーマ ― 製薬会社の真実」マーシャ・エンジェル(著)(アマゾン)
↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884122623/horaihonoyomu-22
■「ビッグ・ファーマ ― 製薬会社の真実」マーシャ・エンジェル(著)(楽天)
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http://tinyurl.com/3jmal2x
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884122623/horaihonoyomu-22
「ストロング・メディスン」や「新薬誕生」のように、創薬という行為や製薬会社を好意をもって扱っている本を紹介だけして、ネガティブな情報を取り扱っている本を紹介しない、というのは、不公平だろう。
そこで、今回紹介する本は「製薬会社の真実」という副題をつけた本書だ。
本書の著者は医学雑誌The New England Journal of Medicineの前編集長で、米国で最も影響力のある25人に選ばれたこともある人物だ。この著者が「製薬企業は不誠実で狡猾だ」と全力を挙げて告発するために著したのが本書である。
「製薬業界の技術革新力が特に優れているわけではない。重要な薬の多くは、公的研究やバイオテク企業から生まれている」
「製薬企業は薬が良く効くように見せかけるため、臨床試験に細工を施している」
「薬の開発に多額の資金が必要だというのは嘘で、ほとんどはマーケティングにかかる費用である」など等。
本書を読んで、どう思うかは読者に任されている。
僕は本書を読んで、ある意味、正論だな、と思った。
世の中の様々な業界にはそれぞれに「暗部」があることだろう。
その「暗部」を「必要悪」と言うには、それ相当な言い訳が必要だ(言い訳ができたとしても正当性が立証されるわけではないが)。
僕たちの業界だって「清廉潔白」で赤ちゃんのおしりみたいに綺麗だとは決して、単純に言えない、と僕は思っている。
その中には相撲協会のように、「業界の慣習」だけでやっていて、世間一般的には知られていないこともある。
話を本書に戻すが、製薬業界を知る(アメリカでの事例だが)、という意味では特に若い人たちに是非、読んでほしい。
本書に書かれていることは「偏見に満ちている」と思っても、全然、構わない。
ただ、本書を読んで、一度は自分たちの業界を振り返る機会にしてほしいのだ。
そして、自分の良心に従って、日本の医薬品業界を健全な業界としてリードしていってほしいと僕は思うのでした。
■「ビッグ・ファーマ ― 製薬会社の真実」マーシャ・エンジェル(著)(アマゾン)
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http://tinyurl.com/3jmal2x


