2014年08月15日

お勧めのビジネス書。お勧めの自己啓発の本★「孫子の兵法」守屋洋・著

お勧めのビジネス書。お勧めの自己啓発の本★「孫子の兵法」守屋洋・著


「孫子の兵法」守屋洋・著


孫子は、2500年ほど前に実在した孫武の著と知られています。

その後に、いろいろな兵家によって多くの兵法書が書かれましたが、ほとんどが残存しておらず、孫子が今の時代にまでも継承されているのは、それだけ優れているからだと考えられます。

武田信玄の風林火山も、孫子の兵法;軍事編から借用したものです。

また、ナポレオン皇帝も孫子の兵法を座右の書としていたそうです。

孫子の兵法の基本原則は、次の5つになります。



1.道:国民と君主を一心同体にさせるもの。これがあれば、国民は危険を恐れず、君主と生死を共にする。

2.天:昼夜、晴雨、寒暑、季節の時間的な条件。

3.地:地勢の険阻(道が険しいこと、山路)、地域の広さ、地形の有利不利などの地理的な条件。

4.将:智謀、信義、勇気、威厳など、将軍としての器量に係わる問題。

5.法:軍の編成、職責の分担、軍需物資の管理など、軍制に関する問題。



これらの5つの基本原則を、将軍は誰でも一応は心得ている。

しかし、これを真に理解している者でなければ、勝利はできない。

中途半端な理解では、勝利はおぼつかない。



加えて、次の7つの基本条件が勝利を決定します。



1.君主は、どちらが立派な政治をしているか。

2.将軍は、どちらが有能か。

3.天の時、地の利は、どちらが有利か。

4.法令は、どちらが徹底しているか。

5.軍隊は、どちらが精強であるか。

6.兵卒は、どちらが訓練されているか。

7.賞罰は、どちらが公正に行われているか。



これらの7つの基本条件を比較すれば、自ずと勝敗は見通すことができる。



上記の5つの基本原則と、7つの基本条件を現代の企業社会に応用してみると、次のようになるのではないかと思います。



基本原則

1.社員と経営者が一体となれる使命を持ち、目標達成に向かって共に全身全霊で立ち向かう。

2.外的な自然要因に対応できる職場環境を整える。

3.施設や本社の立地条件が良い。

4.経営者や経営陣が優れている。

5.組織構築、職務分掌、資材や現金の管理、規則がしっかりとできている。



基本条件

1.経営者は、どちらが立派な経営をしているか。

2.経営陣は、どちらが有能か。

3.自然環境、施設の立地条件は、どちらが有利か。

4.会社規程は、どちらが徹底しているか。

5.組織は、どちらが精強か。

6.社員は、どちらがよく教育訓練されているか。

7.賞罰や評価は、どちらが公正に行われているか。



いずれの原則、条件とも、どの企業の経営者も社員も、当然のごとくわかっていると思います。

しかし、ほんとうに理解して、それを実践できている組織が勝利を収めることができるということになります。

皆さんは、自社、自分について、どのように考えていますか。










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2012年02月11日

「即戦力がつくビジネス英会話―基本から応用まで」

★「即戦力がつくビジネス英会話―基本から応用まで」


◆今日は「国際共同治験」時代にふさわしい「ビジネス英会話」の紹介です。

◆ビジネス英会話の本はたくさんありますので、どれを使ってもいいいのですが、ポイントとしては、その本を3回以上、音読することです。

◆今日、ご紹介する本は「英語教育」に定評のあるDHC(あのサプリのDHCです)が発行している本です。

◆本書の特徴は様々なビジネスシーンで出てきそうなフレーズが満載されていること。
さらに、そのフレーズを使った英会話の例文が載っていて、さらにさらに、詳しい解説が記載されていること、CDを使ったリスニング練習用テストまで掲載されていること・・・・など等です。

◆なかなかこれほどのビジネス英会話の本が無いので、今度、私はこの本を使って社内でビジネス英会話の研修を実施予定です。

◆レベルとしてはビジネス英会話中級編というところ。
初心者には少し厳しいかもしれませんが、この本を3回音読すれば、誰でも最低限のビジネス英会話ができるようになることを請け負います。

◆全体は「基礎編」「実践編」合わせて6章、全52レッスンからなり、「基礎編」では業種を問わず必須のコミュニケーションスキルを、「実践編」では会議・交渉・プレゼンに関わる言い回しを学びます。

◆各レッスンは、DIALOG(会話)/FOCUS(基本フレーズ+解説)/CHECK UP(エクササイズ)で構成します。

◆ビジネス現場のやりとりを vivid に再現したDIALOG は、会話のニュアンスがわかる訳、詳しい語句注、内容理解を助けるイラスト付きです。

◆FOCUS に収録した基本フレーズは全部で約500、状況別に覚えやすく配置され、フォーマル/インフォーマルの違いなどがわかる解説も付いています。

◆もちろん、CD付きです。

◆英語に王道なし!と思う方、でもやっぱりどうせなら役立つ英語を学びたいと思う方、是非、チャレンジしてください。

◆1日に1レッスンすれば2か月で終わります。

これを3回(半年)やれば、あなたの英語力がパワーアップされていることが実感できる本です。



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2011年08月13日

『情報調査力のプロフェッショナル―ビジネスの質を高める』

「調べる力」は鍛えられる――企業、人物、業界、消費者などのビジネスの主要分野で必要な情報を入手するための実践スキルを、世界有数のコンサルティング会社のリサーチ部門でコンサルタントのトレーナーを務めた著者が公開。

そのスキルはビジネスの現場で働く人にも十分に応用可能なものである。


筆者はマッキンゼーのりサーチャーを経て独立した、情報調査のプロ。

調査着手前に計画を立てたり、情報ソースの知識を整理したり、その特質を考えたり・・・などというプロセスは、普通のビジネスマンでは感覚的に消化していて、体系立ててはできてないと思う。


ネットに頼り過ぎないとか、図書館を活用するとかも、意外と盲点かもしれない。



本書を通じて感じられるのは、調査のプロの矜持や執念のようなもの。

それらに触れて励まされる一冊。




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2011年07月31日

おすすめの傑作科学サスペンス小説!『ジェノサイド』高野 和明 (著)

今週もちょっと別の観点での医療科学系の本の紹介です。

創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。

傭兵・イエーガーは不治の病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。

二人の人生が交錯するとき、驚愕の真実が明らかになる――。


創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。

ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。

同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。

暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。

事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。

イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。


圧巻です。

ずば抜けて凄い本です。今年のナンバー1の予感。

本書は日本、アメリカ、コンゴという3つの地域をまたぎ、創薬・アメリカ政治・傭兵の戦闘という3つの舞台がそれぞれ交差し物語を織りなす。

本書に出てくる要素を見ると、新薬開発、インテリジェンス、アメリカ政治、傭兵の戦闘、アフリカ問題(内紛)、ジェノサイド、少数部族、人類進化、カニバリズム、情報セキュリティ、言語といった幅広い要素が深く惜しげもなく出され、しかも周到にリアリティが確保されている。

そこに父と子という人間模様・想いが織り交ぜられ、物語に厚みを与えている。


傑作!!

こういう小説にこの先も出会いたい。



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2011年06月19日

真面目に勝利する「長谷部」のその秘密が、今、明かされる!!

『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』長谷部誠 (著)


『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』


日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた男の実践的メンタルコントロール術。

長谷部誠はサッカー選手としては、特に特徴がある選手ではない。

試合を決定するフリーキックが蹴れるわけではないし、突出したテクニックを持っているわけではない。

だが、彼はあらゆる指揮官に重宝される日本代表の中心人物だ。

それに加え、浦和レッズではタイトルを総なめにし、移籍したドイツでは、クラブチームを初優勝に導いた。

そして、記憶に新しいアジアカップでのチーム優勝……。




彼は一体何を持っているというのか。

それは、類まれなるメンタルコントロール力にある。

心はよく「鍛える」「磨く」などと表現されるが、長谷部誠は違う。

心を「整える」のだ。

生活のリズム、睡眠、食事、そして、練習。日々の生活から、心に有害なことをしないように、少しでも乱れたら自分で整える。

そうすることによって、いかなる試合でも、いかなる場面でも揺らぐことがなく、ピッチで力が発揮できるという。

実践することはいたってシンプルながら、だからこそ、慌しい現代では意識をしないと難しいもの。

力を抜いて無理なく自然体で行える姿は、まさに彼の心情が姿勢として表れている証明だろう。

今最注目のアスリートのビジネスでも、スポーツでも、あらゆるシーンで応用できる新メンタルコントロール術!




語られる内容の多くはとてもシンプルな考え方ですが、娯楽や誘惑の多い現代で実践できている人はなかなかいないんではないでしょうか?

納得させられたのが長谷部にとって心は『鍛える』ものではなく、『整える』ものということ。

毎日の行動、体調管理、整理整頓、人付き合い、睡眠等のノウハウを『いかに心を整え、平常心を保つか?』という観点に集約して語られていきます。



読み進めていくうちに彼の人間性の根底にある謙虚さや誠実な心が他者への敬意、公徳心につながっているのだと思い、現代の日本で失われつつあるこの点の素晴らしさを再確認することができました。




衝撃を受けた点


1) プロフェッショナルの意識に驚愕。プロとしての自己管理が素晴らしい。サッカー日本代表のエピソードとともに語られているので楽しい。

2) なぜか途中の章で、真面目にミスチル好きな曲ランキングとか入れちゃってるオチャメな長谷部くん。

3) 確固たる志の力強さ。日本サッカーを強くする、監督になる、という目標以外にも本書じゃ明確にしてない目標があるらしい。そこに向ってく姿勢が素晴らしい。


「まさにプロフェッショナル」



長谷部の自叙伝であり、またワールドカップ・アジアカップの舞台裏も書かれた内容で、サッカーに興味のある人にはすごく読みやすいと共に、長谷部選手の真面目さが伝わる本だと思います。


もちろんいくつも参考になる点があります。

・意識して心を鎮める時間を作る。
 日々慌しく時間に追われた生活の中で、一日一度は気持ちをリセットすることは必要だろう。


・マイナス発言は自分を後退させる。/恨み貯金はしない。
 自分からマイナスオーラを出していると自然と負の連鎖に陥る。前向きな発言・思考が周りの環境を変える。


・正論を振りかざさない。
 正義感が強すぎて真面目すぎるとかえって周囲を締め付ける。正論で相手や周りを追い込んでも物事は円滑に進まない。


・感謝は自分の成長につながる。
 感謝する相手の周り(家族他)にまで思いを巡らせることで、感謝の気持ちが伝わりやすい。




アスリートではない、普通のビジネスパーソンも必読です!

賢く組織で働けるようになります。




心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
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posted by ホーライ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 人文科学系の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

静かに染み入る言葉たち

僕は自分で言うのもなんだが「名言」については、ちょっとうるさい。

なにしろ、3年近く毎週1回出しているメルマガに「名言」を載せるため、いろんな「名言集」を買ってきたが、この「ほぼ日」の「智慧の実のことば」は、まさにその名のとおり「智慧の実」となっている。

ちょっとした休憩にどこのページでもいいから開いて、言葉を読む。

心に染み入ってくる。


僕の心がそんなに乾いているとは思わないが、やっぱり「いい言葉」というのは相手が誰であろうとも確実にしっかりとその人の心に染み入ってくるものだ。


それも静かにね。


智慧の実のことば

智慧の実のことば


智慧の実のことば~ほぼ日刊イトイ新聞語録~



ラベル:名言
posted by ホーライ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 人文科学系の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月29日

冬に備えて「人間」を読む

冬になると人間は沈思黙考になる。

冬眠に入る前にこれだけは読んでおく。


■====== 「砂の器」松本清張 ======■

人間の性(さが)を描いた長編推理小説。

日本の警察小説ではダントツの出来だ。

ちなみに、これを読んでいないと「レインボーブリッジを封鎖せよ」(映画)のあるシーンが楽しめない。^^

砂の器(上巻)改版

砂の器(上巻)改版



砂の器(下巻)改版

砂の器(下巻)改版






■====== 「竜馬がゆく」司馬遼太郎 ======■


幕末を疾風のように駆け抜けた坂本竜馬。

人生の「目的」を僕に問い掛けた女性が僕に教えてくれた本だ。


竜馬がゆく(1)

竜馬がゆく(1)





■====== 「倚りかからず」茨木のり子 ======■


ここでは繰り返し繰り返し紹介している茨木のり子。

彼女の言葉は耳に痛く、心に優しく、頭に冷や水である。


倚りかからず

倚りかからず




■====== 「ホーキング、宇宙のすべてを語る」S.ホーキング ======■



ALSという難病で車椅子での生活を余儀なくされている天才宇宙物理学者、ホーキング。

彼は物理学の才能だけでなく、物理学の素晴らしさを教えてくれることにかんしても天下逸品だ。
そして、ユーモアも。


ホーキング、宇宙のすべてを語る

ホーキング、宇宙のすべてを語る



よし! この冬はこれで越せそうだ。
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2005年07月28日

どうしたらノーベル賞をもらえるの?―回答者 ミハイル・ゴルバチョフ

どうしたらノーベル賞をもらえるの?―回答者 ミハイル・ゴルバチョフ


ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?
ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?

いかにも子どもが聞きそうな質問に、各分野のノーベル受賞者が答えている。

たとえば……

どうしてプリンは柔らかいのに、石は硬いの?―回答者 クラウス・フォン・クリッツィング(ノーベル物理学賞受賞者)とかね。



実にうまい説明をするものだ。

一流の仕事をする人は、その仕事がすでに、その人物と仕事を雄弁に語っているが、この本で紹介されている人たちは、真理を分かりやすく(しかし程度は高度)解説してくれている。


どうしたらノーベル賞をもらえるの?―回答者 ミハイル・ゴルバチョフも最高の回答をしているぞ!


(追申)ホーライ製薬の第2回総会は9月中旬以降の週末です。

◆----(株)ホーライ製薬 -----
http://www.geocities.jp/horai_seiyaku/



◆----医薬品ができるまで--------------
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/
 
 
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2005年07月25日

成功するには『オイラの法則』で十分だ

間違ってもオイラーの法則ではない。


オイラの法則!
オイラの法則!


人生で成功するには、多分、この一冊で事足りる。


しかし、オイラーの法則(eのiπ乗が−1になるというオイラーの法則、対数の底であるeと
円周率πそれに虚数単位のiの3つを結びつけた法則)というのも、極上の映画と音楽を楽しんだ時のように、この宇宙の美しさを感じないではいられない。

ひょっとして、これもまた、やはり創造主のイタズラだろうか?
 
 
posted by ホーライ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(2) | 人文科学系の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

人間は遊ぶ存在である。

人間は遊ぶ存在である。

ヨハン・ホイジンガはそう言った。

そのとおりだと僕は言った。


人は遊ぶ
人は遊ぶ



ホモ・ルーデンス


遊ぶ人間の復活


アリストテレスから何年経ったかは知らないが(2300年だ)、人間の『知性』は変化していない。

『知識』のデータベースが増えただけだ。






ちゃっかリーナしっかリーノ



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2005年06月11日

イチロー 262のメッセージ


今週の超お薦め本

対談集&コメント集です。

プロ論。

イチロー 262のメッセージ

ハーバードからの贈り物

告白録

プロジェクトX リーダーたちの言葉

20世紀名言集 科学者/開発者篇


言葉で人は傷つくこともあるけれど、言葉で救われることのほうが多い。


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 http://yellow.ribbon.to/~mylibrary/

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2005年06月07日

われ笑う、ゆえにわれあり

さすがに哲学者の著者である。
思いっきり何も考えずに笑える。

われ笑う、ゆえにわれあり


日常のどうでもいい瑣末なことを“しつこく”律儀に考えるあたりが、哲学者だ。
そして、その瑣末なことをまじめに下らなく書き綴ってくれたのが本書である

しかし、これを読むと「仕事場におけるユーモア感覚」を身につけてくれる。(もちろん、そのまま実行し、呆れかえられるというオチもある。)

独特な言い回しが昔の北杜夫を思い出させるが、さらに洗練されてもっと「くだらなく」なっている。
ここが読者の好き嫌いが分かれる点だろう。

ただし、以上のことは文章の表現上のことであり、そのような洗練された「くだらなさ」を用いて、読者を「笑わせる」文章にして書くことは、それはそれで高度なテクニックと思考回路を要する。


最近では、この手法を僕は自分の講演スタイルにも応用し、重宝しています。


頑張れ!土屋先生!! 

(土屋先生のシリーズは全て、笑えます。ただし、先生の論文が笑えるかどうかは不明です。読んだことがないので。)


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2005年06月06日

(故)手塚治虫氏の遺産からベストを選ぶとしたら?

手塚治虫氏の残した遺産の偉大さは、今さら、ここで言及しなくてもいい。

私たちは、もうこれ以上増えることのない、彼の遺産を繰り返し読み、その都度、思いを新たにするだけだ。


それでも、十分である。


分野を問わず名作というものは、読んでいる時の状況に応じて、読後感が違う。

さて、今回は手塚氏の残してくれた多大なる遺産の中から、『アドルフの告ぐ』を選んだ。

詳細はこちら。
 ↓
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PS.手塚治虫特集



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